PROFILE

中田 久美 Kumi Nakada

史上最年少の15歳1ヶ月で前日本代表に選出。ロサンゼルス五輪では銅メダルを獲得。ソウル、バルセロナと3度の五輪に出場し、13年間に渡り全日本チームの司令塔として活躍。引退後は、解説者・スポーツコメンテーターとして活動していたが、一念発起し、‘08~’09シーズン、イタリア1部セリエA「ヴィチェンツァ」で日本人女子として初めて海外チームの指導者に就任。同リーグ「ノヴァラ」のアシスタントコーチを経て、‘12年より、Vプレミアリーグ「久光製薬スプリングス」の監督に就任。1年目から女子チームで初となる5冠を達成した。その後も数々の栄冠を手にし、’17年5月、全日本女子バレーボール監督に就任(女性史上2人目)。2020東京五輪で指揮を執った。東京五輪後、2022年4月から東京大学エグゼクティブ・マネジメント・プログラム第26期を受講、9月に修了。2023年4月、筑波大学大学院に入学。現在は自らの関心事である「カン」と「コツ」、「できる」と「できない」などを定義し言語化して伝えるために、最新の学問を学びながらアウトプットすることに取り組んでいる。

経歴■1981年-1992年 日立ベルフィーユ 
 リーグ ▶優勝9回('81-'86年/'88年/'90-'91年) 
 黒鷲旗 ▶優勝6回('82-'85年/'87-'88年)
★ 全日本女子代表
  オリンピック
  ▶ロサンゼルス銅メダル ▶ソウル4位 ▶バルセロナ5位   
  ※バルセロナオリンピック日本選手団旗手
  世界選手権 ▶4位('82年) ▶出場('86年)
  ワールドカップ ▶出場('85年/'89年/'91年)
  アジア選手権 ▶優勝('83年)
■ 1992年-1994年 一時引退
■ 1995年-1997年 日立ベルフィーユ(選手・コーチ'96年~)
■ 2008年 ヴィチェンツァ(アシスタントコーチ)
■ 2009年-2010年 ノヴァラ(アシスタントコーチ)
■ 2011年 全日本女子ユース(コーチ)
■ 2011年-2017年 久光製薬スプリングス
 (コーチ・監督'12年~/総監督'16年~) 
 '12年 5冠達成(皇后杯/リーグ/黒鷲旗/日韓トップマッチ/国体)
 プレミアリーグ ▶優勝3回('12年/'13年/'15年)
       ▶準優勝('14年)
 アジアクラブ選手権大会 ▶優勝('13年)
■ 2017年5月-2021年8月 全日本女子バレーボール監督
  オリンピック ▶東京 10位  
  世界選手権  ▶6位(’18年)
  ワールドカップ ▶5位(’19年)
  アジア選手権 ▶優勝(’17/’19年)
 ワールドグランドチャンピオンズカップ ▶5位(’17年) 受賞 ・日本リーグ 新人賞、ベスト6賞(6回)
  最高殊勲選手賞(4回)
・ ワールドカップ ベストセッター賞('89年)
・第5回日本フェアプレー賞(HEARTS of GOLD)
・Vリーグ栄誉賞
・優勝監督賞(3回) 契約 ・オークローンマーケティング(トゥルースリーパー)
・野村ホールディングス メディア ・NHK総合「プロフェッショナル仕事の流儀」
・TBSテレビ「バース・デイ」 主な講演テーマ ・強い組織をつくるチームマネジメント
・女性を活かす!チームマネジメント
・世界から学ぶ!強い女子チームづくり
中田 久美
前女子バレーボール日本代表監督
生年月日
1965年9月3日
出身地
東京都
出身校
東京大学エグゼクティブ・マネジメント・プログラム修了、筑波大学大学院在学中